モミジカラマツの育て方

育てる環境について
モミジカラマツの育て方について書いていきます。モミジカラマツは育てるのが非常に容易で有名です。日当たりの良いところに置いていると、すくすくと育ちます。ただし、そこまで暑さに強い植物というわけではないので、できれば、夏場の暑い時期は日陰や風通しの良いところに置いておくと、花本体へのダメージは軽減することができます。
そして、春や秋頃になったら日当たりの良いところにおいてあげると良いでしょう。このように、季節に応じて安置場所を変えるのがお勧めです。また、水はけのよい場所が育てる環境としては好ましいところです。夏場は涼しく風通しがいい場所が良いです。植え方に関しては、庭に植えるのもかまいませんし、鉢植えであっても問題ありません。
ただし、前述したように、季節に応じて場所を変えるほうが育成には良いので、鉢植えにした方が、便宜を図りやすいかもしれません。このように、環境としてはそれほど特別なものを用意したり、専用の育成グッズをセッティングする必要はありません。したがって、初心者の人でも容易に育てることができる植物です。
ただ、花が花弁がなく、その中で際立って目立つ白いものが雄しべなのですが、その白い雄しべの取り扱いには注意が必要です。雄しべと知らずに誤って取り除いてしまう人も多いからです。このように、特徴的な花が観賞用として非常に人気があり、育てやすい植物なので、初めてであってもチャレンジしてみて損はない花のひとつと言えます。
種付けや水やり、肥料について
モミジカラマツの栽培方法について書いていきます。もともと日本国内の北海道から中部地域までにかけてを生息地としています。その特徴としては、湿っぽいところを好みます。そのため、水やりがかなり重要になっています。土の表面が乾いたら定期的に水やりを行うことが育成上、きわめて重要なポイントです。
それというのも、地植えをする場合は、土の表面がすぐに乾きますので、湿っぽいところを好む性質だから、水を絶やさないようにしなければいけません。また、庭植えの場合は落葉樹の周辺の木陰の部分がお勧めです。もちろん、落葉樹がなくても、水はけのよい土壌であれば、最適の環境です。種付けについては、そこまで気にする必要はありません。
挿し木をする必要もありませんし、種を手に入れると、幅広くばら撒くのが一般的です。肥料については、特別なものを用意する必要はありません。肥料を使用してもそこまで肥料がある場合とない場合で変わりはありませんが、生長の確実性を高めるには、肥料を使うのもひとつの手です。それでは、どのような肥料がお勧めかというと、腐葉土がお勧めです。
腐葉土はもともと湿っているので、栄養価も高くて保湿性も高いです。腐葉土の中でもバーク入りの腐葉土がお勧めです。しかしながら、あまりにも多くの腐葉土を使うと、他の虫も寄ってきます。この虫が害虫である場合は、対策が必要になってきますので、常に注意を要します。もちろん、肥料は必須アイテムではないので、使わなくてもかまいません。
増やし方や害虫について
モミジカラマツの害虫としては、いろいろなものがあります。アブラムシが最も有名な害虫です。アブラムシは植物の液を吸って、枯れさせる害虫です。これの対策としては、天敵のテントウムシを置いたら、対策になります。アブラムシ対策はひどい場合を除けば、基本的にはこれで十分です。植物の液を吸う害虫としては、他にはカメムシの存在があります。
このカメムシは液を吸うだけでなく、非常に悪臭のある分泌物も出します。これは植物に対する影響というよりも人間に対する影響です。対策としては、植物の根っこの部分にも隠れていることが多いです。また、雑草がどんどん増えてくると、カメムシが大量に発生します。そのため、雑草をこまめに取り除いていくことが、カメムシ対策になります。
このカメムシは秋から冬にかけて越冬目的で日当たりの良いところを探します。家屋の中に逃げ込んだりします。そこで悪臭を発生させるという、植物の育成だけでなく、人にも大きな影響を与えます。したがって、冬になって暖房を付けっぱなしにしておくと、場所によってはカメムシが張りいりこんできやすいので、注意が必要です。
もし、モミジカラマツを育てているところから、カメムシが発生しているのを発見すると、ハッカ油と水を混ぜたものでスプレーをすると効果的です。周辺部分にそれをスプレーでふりかけていると、カメムシはその匂いを嫌いますので、十分対策になります。増やし方については、前述しているとおりですが、種を採取して幅広くばら撒くことをお勧めします。
モミジカラマツの歴史
モミジカラマツの歴史や由来をひもといていきます。漢字で書くと「紅葉落唐松」と書きますが、なぜこのような漢字が当てられたかというと、葉が紅葉に似ていることと、花が唐松の花に似ていることが主な要因です。つまり、前半部の「紅葉」は葉を紅葉にたとえているからです。後半部分については、花を唐松にたとえたもことからです。
なお、カラマツは中国の絵として有名な「唐松風の絵」に由来しています。このような由来があることから、昔から日本人に愛されてきた日本原産の植物です。また、モミジカラマツの花言葉は「自分らしさ」です。なぜこのような花言葉が付けられたかというと、山頂に咲き誇る花ではないので、その美しさはありませんが、
林や山麓の入口近辺の木陰で確認されることが多く、色も白くて愛らしさをかもし出します。派手な美しさというよりも、持ち前の可憐な姿で人々を魅了する、ということから「自分らしさ」という花言葉が生まれました。こうした花言葉によっても、いかに愛されてきた植物であるかがわかります。さらに、分布を見てみるとわかりますが、
日本全国に広く自生している植物なので、慣れ親しみやすい植物です。南部にいくほど自生する生息地が少なくなっているので、北海道から中部地方までがメイン分布ということができます。もちろん、海外でも広く分布して自生しています。また、高山植物ではありますが、低地にも自生しやすい植物で、そういうところも人に愛されてきた性質です。
モミジカラマツの特徴
モミジカラマツの特徴について書いていきます。その名前の由来からして、葉っぱは紅葉のように切れ込む葉が特徴的です。実際に見てみると、葉は円形で8つに裂けています。これはカラマツソウとしても珍しい特徴です。カラマツソウの種類は非常に多いのですが、このような葉を持つものはモミジカラマツのみです。
もう少し厳密に言うと、モミジカラマツはカラマツソウに属しておらず、モミジカラマツに属しているので、別属です。花の特徴については、唐松に似ていて白い花をつけています。茎先に数個の花がついています。開花時期としては、夏頃です。7月から8月にかけて花が開きます。実の特徴についていうと、これは実全体で種子です。
時間が経って熟しても裂開しないです。生息地については、高山の草原がメインです。日当たりの良いところよりも、日陰の部分に咲く可憐な花です。高さについては、だいたい50センチ前後で、高いものであれば70センチほどになります。茎は直立型の植物です。似たような植物にミョウギモミジカラマツがあります。
このミョウギモミジカラマツは、その名のとおり、妙義山とその周辺に咲く植物です。妙義山にはミョウギカラマツやミョウギイワザクラなど固有種もありますが、最も似ているのはミョウギモミジカラマツです。モミジカラマツと同じように湿地に咲くのですが、花の色はかなり似ています。しかしながら、葉の裂け方と切れ込みが全く異なるので、これがこの二つを大きく分ける特徴です。
-
-
キワーノの育て方
キワーノはウリ科でつる性の植物です。名前については企業の商標登録によってつけられたものですのでこれが正式な名称ではないよ...
-
-
セイロンライティアの育て方
セイロンライティアはキョウチクトウ科の植物となります。白くてかわいらしい花がとても素敵なのですが、原産はスリランカとなっ...
-
-
シェフレラの育て方
シェフレラは台湾や中国南部を原産としたウコギ科の常緑低木です。手の平を広げたような可愛らしい葉が密集して育ちます。ドイツ...
-
-
パイナップルの育て方
パイナップルは日本でもよく目にする果物ですが、原産地はブラジルで、代表的な熱帯果樹の一つです。先住民によって果物として栽...
-
-
ミニメロンの育て方
メロン自体の歴史は古く、古代エジプトや古代ギリシャでも栽培されていたことが知られています。メロンは暖かい地域で栽培するこ...
-
-
フキ(フキノトウ)の育て方
植物というのは古来より、食用として育てられてきました。食べ物としてとることによって、人間の栄養になり体を作っていくことが...
-
-
サギゴケの育て方
サギゴケは日本を原産とする多年草です。本州、四国、九州などが生息地です。日本以外だと、台湾や朝鮮半島南部で見ることができ...
-
-
ヘミグラフィスの育て方
特徴としてはキツネノマゴ科の植物になります。和名としてはその他にはヒロはサギゴケ、イセハナビと呼ばれることがあります。葉...
-
-
ユズ類の育て方
ゆず類に関しての特徴としては、まずはそのまま食べるのは少し難しいことです。レモンにおいても食べると非常に酸味が強いです。...
-
-
大きなサツマイモを育て上げる
サツマイモは特別な病害虫もなく農園での育て方としては手が掛からないし、家族でいもほりとして楽しむことできる作物です。
モミジカラマツの特徴について書いていきます。その名前の由来からして、葉っぱは紅葉のように切れ込む葉が特徴的です。実際に見てみると、葉は円形で8つに裂けています。これはカラマツソウとしても珍しい特徴です。