イヌタデの育て方

育てる環境について
上で書かれている通り、道端で普通に見かける植物の一種なので、それほど難しく考える必要はありません。雑草を育てても良いものか、と考えるかもしれませんが、普段我々が育てているハーブなども見方によっては雑草の一種と言えますし、何よりイヌタデは見栄えが良いため、庭先で育てていても何の問題もないと言えます。
栽培時期としては、開花時期が夏から秋にかけての時期なので、その時期にあわせて育てておくと間違いなく育てることができるでしょう。また、道端でも見かける植物なので、日当たりは重要なポイントとなります。日当たりの良い場所で育てることによって、元気よく育てておきましょう。
植物の高さは高くても50cm、低い場合には20cmほどなので、その高さに合わせて育てられる環境を作っておきましょう。高さの合わない場所で育ててしまうと、うまく育たないことが多くなってしまうので、十分に注意しなくてはなりません。特に大毛蓼と呼ばれる一種では、高さが1mを超えることも珍しくなく、それだけの高さのある場所を用意しなくてはなりません。
観賞用として育てされることも少なくないので、大毛蓼に関してはマニュアルが多く見つかるはずです。種から育てることもできますが、不安のある方は苗を購入して、安定して育てることも考えておくとよいでしょう。そちらの育て方のほうが確実ですし、例えば初心者の方でも安心して栽培することが可能となるはずです。
種付けや水やり、肥料について
イヌタデ科の育て方は、それほど難しいことはありません。一般的な植物とあまり変わらない育て方でも問題ないので、初心者の方でも手順を確認しながら育てることで確実に育て上げることができるでしょう。また、イヌタデ科のどの植物を育てるにしても、基本的には変わりません。例えば肥料に関してですが、あまり多くを与える必要はありません。
少量を与えるだけで十分ですし、多くを与えすぎると逆に育たなくなってしまいかねません。特に、鉢で育てる方も多いですが、その際に肥料を上げすぎてしまうと育ちすぎて丈が間延びしてしまうので、そうならないためにも肥料の度合いを調整することは重要なポイントとなります。水やりに関しても、それほど難しく考える必要はありません。
水が切れることに注意しながら、よく注意して水やりを続けていきましょう。特に、先ほどのポイント通り日当たりの良い場所で育てる必要があるので、乾燥するのも早くなりがちです。雑草だからと適当に育てるのではなく、愛情を持って水やりなどを与えていくのが上手に育てるポイントとなるでしょう。
用土に関しては、浅い鉢に植えることをオススメします。浅い鉢を選んだ後、赤玉土、腐葉土を使った混合土を使って栽培していきましょう。植物において、用土の問題は非常に重要です。その植物の育ち具合をそのまま占うものであると言っても過言ではないので、十分に注意して土を選んで行くことをオススメします。
増やし方や害虫について
道端でも育てられているイヌタデですが、害虫に弱いことには変わりありません。庭先で綺麗に育てたいなら尚更のこと、害虫対策はしておきましょう。いつの間にか害虫に襲われていては、目も当てられません。例えば、ダニ類の害虫は厄介です。これらの害虫は繁殖力が強いため、いつの間にか被害が大きくなっていた、ということも珍しくありません。
ダニ類に関しては、ダニ退治薬が多く販売されているので、自分の目で見て購入して対策するとよいでしょう。できれば数種類使用することによって、効果を高めておく必要があります。また、害虫として代表的なアブラムシですが、このアブラムシもイヌタデにとっては注意しなくてはならない害虫の一種です。
いつの間にか繁殖していた、ということもありえるので、繁殖してしまう前に対策をしてしまいましょう。例えば、有名な対策としては、アブラムシには反射光がよく使われます。そのため、アルミ箔などを使いアブラムシが寄り付くことを避ける事が可能となります。もちろん、殺虫剤を使って追い出してしまうことも可能です。
この方法はシンプルで簡単ですし、アブラムシ以外の害虫にも使うことができるので非常にお得です。これも同じ種類の殺虫剤を使いまわすのではなく、いくつかの殺虫剤をローテーションして使いまわしていくとよいでしょう。これはアブラムシが殺虫剤に対して抵抗を付けてしまうためであり、殺虫剤の効果を高めるためでもあります。
イヌタデの歴史
イヌタデとは、原産地を日本としていますが、日本のみならず中国やアジア地域が生息地とされています。日本では雑草として認識されていることも多く、もちろん栽培して育てることも可能なので、庭で栽培している方も少なくないでしょう。また、地域によってはアカマンマと呼ばれている場合もあり、そちらの呼び名では聞いたことのある方もいるかもしれません。
アカマンマとは赤飯という意味であり、赤飯に見立てて子どもたちが取り扱う光景も見られることもあります。どちらにせよ、日本人に間では広く馴染まれている植物の一種である、ということです。イヌタデは漢字で表すと「犬蓼」と書かれており、犬という漢字が使われているのがわかります。
植物における犬という漢字は、食べられないという意味が込められているケースが多く、アカマンマと呼ばれてはいますが食べることはできません。観賞用として、道端に生えている植物として、古くから親しまれてきた植物といえます。また、過去には万葉集の歌にも登場しており、作者は判明していませんが、古くから親しまれている植物であることが伺えます。
万葉集以外にも、明治の小説家である泉鏡花もこの花に親しみを持っており、アカマンマという名で歌にも登場しています。今も昔も、道端に生えている植物ではありますが、それだけに多くの人の心に残り歌としても後世に残されている、それこそがイヌタデの歴史であり日本とともに歩んできた植物です。
イヌタデの特徴
イヌタデの特徴としては、タデ科の植物であり色のついた花がゆらゆらと揺れているのが特徴の一つとして挙げられるでしょう。上記では何度か表しましたが、アカマンマと呼ばれているようにその花が赤飯に見えるほどの色合いだったので、この花を愛した人物も多く存在しています。同じタデ科の植物としては、大毛蓼や桜蓼などが存在しており、
どれも同じような見た目をしているのが特徴的です。また、タデ科の植物は道端で見かけるものも多いため、普段何気なく見つめている植物がこれに該当していた、ということも珍しいことではないでしょう。花を咲かせる時期としては、夏から秋にかけて長い期間咲かせていることが特徴で、その長い開花時期が雑草としての印象を、
親しみの持てる植物としての印象をもたせている要因と言えます。また、種子が落ちている様子も見受けられません。一見すると花のようには見えないかもしれませんが、近くによって確かめてみると意外と花開かせている花穂が存在していることも多く、じっくりと観察してみると新しい発見があるかもしれない植物といえるでしょう。
イヌタデの葉に関しては、先端は徐々に尖っていき、逆側もだんだんと細くなって茎につながっていきます。また、生えている毛も少ないわけではなく、触ってみると意外と毛の量が豊富であることに驚かされます。毛に関しては葉の表ではなく裏面に多く生えていることもあり、一見すると気が付かないこともあります。
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