リンコスティリスの育て方

育てる環境について
リンコスティリスの育て方ですが、寒さや乾燥が苦手ですのでそれらを念頭において環境を整えてあげるといいでしょう。やはり寒さから守るという点で日光は欠かせません。日当たりのいい場所を確保してあげましょう。また冬場はとても冷えますが、寒さが苦手ですのでいつまでも屋外に置いておくのもよくないでしょう。
耐寒温度は約10度と言われていますが、もう少し暖かい方が安心です。冬場の寒い時期がきたら鉢植えなどは屋内に入れてあげましょう。そして窓際などの日当たりのいい場所を見つけ置いてあげるといいでしょう。この植物の場合は冬場はほとんど室内で過ごす事になりそうです。また春になって外に出す際にも気をつける点があります。
風通しのいい場所を選び、直射日光があたらないようにしてあげましょう。葉っぱが枯れてしまう事がありますので注意が必要です。特に夏場は日光が直接あたりそうなら日陰に移動してあげるといいでしょう。もしくは30%ほどの遮光ネットを利用して日焼けを防ぐというやり方もあります。
寒さが苦手で暖かい場所が好きですが、直射日光はよくありませんのでその点に気をつけながら環境を整えてあげるといいでしょう。日焼けで枯れてしまったりするとその後の成長にも影響が出たりすることがあるようです。置く場所を決めたら日光の当たり具合や変化などチェックしてあげるといいでしょう。季節によって微妙に角度などが変わってきますので放置しておかないようにしたいです。
種付けや水やり、肥料について
リンコスティリスの水やりでは状態にもよりますが、鉢やバスケットに入れている場合はそのまま上からたっぷりとかけてあげるといいでしょう。またへゴやコルクづけの場合などもありますが、生育期ならば毎日しっかりと水を与えてあげましょう。その他、水ゴケになっている場合は表面をよく観察し、乾いているようなら水を与えてあげるといいでしょう。
冬場はどちらかというと水を上げ過ぎない方がよさそうです。乾燥気味でも大丈夫ですので控えるようにしましょう。また肥料についてですが、気温が高くなるにつれ生育期になりますので、その時期にしっかりと肥料をあげるといいでしょう。だいたい初夏から秋にかけて生育期となりますが、液体肥料を週に1回くらいのペースで与えてあげます。
またその他にも固形肥料を活用するのもいいでしょう。不織布などで固形肥料をつつみ、株のところにくくりつけておくというやり方です。そうする事により水をあげるたびにそこから肥料がとけだして吸収されていきますので栽培する方も楽にお世話ができるのではないでしょうか。
最初の肥料を固定させる時だけ手間が少しかかりますが、以後はする必要がありません。またこの時使用する固形肥料は長期間効果が持続する緩効性化成肥料が適しています。また春から秋にかけてはそれほど必要なく、あげるのも月に2回くらいの肥料でも大丈夫でしょう。植物の状態をみながら、使いやすい方を選ぶといいでしょう。
増やし方や害虫について
リンコスティリスを育てる時には害虫にも注意しなければいけないでしょう。ただこの植物の場合はそれほどつくこともないようです。そうはいってもまったくムシが寄り付かないという訳ではありませんので日頃からよく観察をしておくと安心です。最初の頃、新芽などが出始めた時期はナメクジがつきやすいです。
また花が咲いた辺りでもそういった事がみられますので気をつけましょう。ナメクジは大きさ的にも目で見てすぐにわかりますので、毎日チェックしておけばすぐに気がつきますし駆除も可能です。それ以外は特に害虫や病気は見られませんのでお世話する方としては楽なのではないでしょうか。
またリンコスティリスの増やし方ですが、基本的にはあまり増えない植物です。植物の種類によってはどんどん増えていくものなどもありますがこれは違いますので理解しておきましょう。増やし方ですが、株がだんだん育っていくと脇の方から芽がでてきますのでそれを使います。もとの親株からでてきたその小株を切り離し、増やしていきましょう。
普通に栽培していればできますので特にそのために何かをするという事もなく増やし方としては簡単なのではないでしょうか。ただ基本的にはあまり増えない植物ですので、今あるものを大事に育てていくというのでもいいかもしれません。寒さや乾燥は苦手ですが、冬場は室内に置いて寒さ対策をすれば大丈夫ですしたくさんの美しい花を咲かせてくれるでしょう。
リンコスティリスの歴史
リンコスティリスはラン科の植物ですが、生息地は熱帯アジア地方に分布しています。主にインドやタイ、マレーシア、中国南部が原産となるでしょう。原種となるものは4種類ほどあり、大型で代表的なのはリンコスティリス・ギガンティアです。とてもボリュームがあるのが特徴ですが、光沢のある可愛らしい花をたくさんつけ、その花穂を横に広げるように咲かせます。
またリンコステレス・セレスティスは優しい紫色をしていますが、こちらは比較的小さく、花を上に向かって咲かせるタイプとなります。リンコスティリス・レッサーは光沢のある小さな花をたくさんつけますが、横に広がるのでなく下に向かって垂れさがるように花を咲かせます。
またリンコスティリス・チョルチャルードはギガンティアとレッサーを交配させたものですが、赤紫の小さな花をつけるタイプとなります。原産地からもわかるように寒いのが苦手ですので、日本で栽培するのには多少手間がかかるかもしれません。どちらかというと難しい方になるでしょう。熱帯地域以外に日本でも流通していますが、あまり一般では見られないようです。
この植物を入手するためには洋らん専門店などで探した方がいいでしょう。ラン科については歴史も古く、観賞用や薬用としても用いられていたようです。東洋ランや西洋ランなどいろいろな種類の物が世界中で栽培され、見た目も豪華なため高価な植物として大事にされたりなど裕福なイメージがついています。
リンコスティリスの特徴
リンコスティリスの特徴としては小さな花がたくさんついていますので、非常に見応えがあるという点です。植物でもいろいろな花の付け方がありますが、こちらの場合は小さくてかわいらしい花がたくさん密集する形でついていますので見た目も豪華な感じとなるでしょう。
またその花も光沢がありますので上品で高貴な印象を持たれるのではないでしょうか。原種に幾つか種類がありますので、いろいろなタイプノ物がありますが、赤紫色の花をたくさんつけ、横に広がるものなどもあります。葉っぱの部分もしっかりしていて左右交互に広がりますので大変見栄えがするでしょう。
またその他にも白や青紫などの花をつける物もありますし、上に向かって花をつけていく種類もあります。全体的にはそれほど大きい植物ではありませんが、花のつき方などにより見栄えがするようです。また寒さや乾燥に弱いためその辺を注意して育てる必要があるでしょう。日本で育てようと思ったら幾つか注意する点があるのかもしれませんね。
植物自体は年間を通じて大きくなりますので栽培は可能ですが、高温多湿の環境をつくってあげると問題なく育つでしょう。ラン科の植物は高価なイメージがありますが、光沢のある小さな花をたくさんつけたり、またその花のつき方や全体の雰囲気などとても華やかですので人気もあるのではないでしょうか。やや育てにくい面もあるのですが、鉢が1つあるだけでも家の中が華やかになりそうです。
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