ユスラウメの育て方

育てる環境について
ユスラウメに関して栽培をする時、育て方として適している環境はどういったところになるかです。原産としては中国の中でも北部などとされているので寒い地域が中心になっていますが、寒く無いといけないわけではありません。非常に強健な性質を持っていて、耐寒性、耐暑性共に持っているとされています。更に良い所としては虫であったり、病気などにも強いことです。
そのことから庭木として植えられることが多くなっているようです。木などにおいては一つに虫がついたり病気が出たりするとその後にどんどん広がってしまうことがあります。こちらの木はその元になるようなことがありません。中心に植えたりすれば多の木の病気や虫などを寄せ付けない効果も得られるかもしれません。
しかしあまり好まないところもあります。それは湿ったところです。湿ったところ、一日中日陰のようなところは嫌いますから、水はけの良い所が育てるのには良い環境といえるでしょう。日当たりが非常に重要とされています。日照不足になると株が弱ってしまうことがあります。
性質としては強いですが、日当たりが無かったり、水分が多かったりするとその影響を受けやすくなります。最初に植えるところをきちんとしておくことで、後はしっかりと育ってくれそうです。逆にその場所を間違えてしまうと、せっかく強いタイプの木でもそれを活かしきることができなくなります。知っているかしらないかになるので、事前に調べる必要があるでしょう。
種付けや水やり、肥料について
種付けに関しては鉢植え、庭植えどちらでも可能です。鉢植えであれば移動をすることが可能になるので比較的日当たりなどに合わせやすくなるかもしれません。良い場所があるなら庭植えをしてもよいでしょう。鉢植えの時には数年に1回は植え替えをするようにします。土を変えてあげる方がより良く育つようになります。
用土に関しては腐植質を混合した土を利用します。この土の良い所としては通気性と保温性に優れているところです。作り方としては鹿沼土か赤玉土を7割、腐葉土を3割にします。そうすることで通気性などを十分に取ることが出来る土になります。数年単位に変えることで、新しい土になじませることが出来るようになります。
水やりに関しては夏場に特に気をつけるようにします。その他の季節に関しては特に気をつけることはなく、雨水で十分対応できるでしょう。水分が少なくなっている時に少し与える程度で十分です。夏場において雨が降らない状態が続いているときなどに水をまいたりして調整をします。あまり水を好まない植物ですから、過湿にならないように気をつけます。
水浸し状態になるまで水を与えてはいけません。鉢植えなら、大雨の時などは避けてあげる必要もあります。肥料に関しては必ずしも必要ではありません。それほど肥沃なところでなくても良いからです。開花後にお礼肥を少し与えるだけで良いとされます。そうすることで次の年にもしっかりと元気に身をつけてくれます。
増やし方や害虫について
増やし方としては種をとってまくことがあります。実の中に種が入っていますからそれを用います。果肉がついた状態にするのはよくありません。果肉においては発芽を抑える物質がはいっていることがあるからです。水などでしっかりと洗うようにします。そして乾かしておき、その後は冷暗所に保存するようにします。
まく時期としては次の季節の春にします。その他の方法としてはさし木をすることがあります。季節としては実がなった後の6月から7月辺りです。当年枝の充実した枝を利用して行うようにします。普通に行ってもなかなか発根しないことがあります。このようなことに備えるために切り口に発根促進剤を塗るようにします。
この辺りはホームセンター等に確認すると良い物を教えてもらえます。さし床に関しては赤玉土、鹿沼土などを使うようにします。様子を見ながら行うと良いでしょう。気になることとしては病気があるでしょう。あまり病気になったりすると周りにも影響します。しかしこの木は病気にはなりにくいことが知られています。
更には害虫に関してもほとんどつかないことが知られています。優等生の木です。病気や害虫は心配する必要はないですが、環境の変化に弱いところがあります。日当たりであったり、水分の多いところなどにおいては注意が必要です。それが原因で弱ってしまうことがあります。弱りかけていると感じた時は植え替えなどをすることによって対応できる場合があります。
ユスラウメの歴史
梅といますとサクラに似ている花を咲かせます。それが1月などの寒い時期に咲くので早咲きのサクラのように感じてしまうことがあります。梅とサクラとではかなり木の雰囲気が異なるのでわかることもありますが、実際に花であったり実がついて初めてどのような種類のものかがわかることがあります。
どちらにおいてもかなり多くの種類がありますが、梅の中の種類の一つとしてユスラウメと呼ばれるものがあります。こちらについては原産は中国とされていて日本に独自に自生していたものではありません。記録に関してみると江戸時代の初期においてはすでに栽培が始まっていたようですから、それ以前には何らかの形で伝わっていたのでしょう。
明治時代になるとさくらんぼがどんどん入ってくるようになります。そうなると非常に実が似ているために混同されるようになります。そこで区別が必要になり、現在のような名前が付けられたとされています。一般的な梅は青梅と呼ばれる緑色から少し赤みがかかった表面に毛が少し生えたタイプの実になりますが、
こちらはツルツルの実ですからまさにさくらんぼと同じような見た目になっています。名前をこの様にしたからといっても見た目が似ていては混同する人は多くなるように感じます。今のところはさくらんぼの生産が非常に多いため目立たない存在になっていますが、もちろん日本において栽培することが可能ですから少し変わったものに挑戦してみたい人にはいいかもしれません。
ユスラウメの特徴
ユスラウメの特徴としては真っ赤な赤い実をつけることです。見た目はさくらんぼにそっくりです。漢字で充てられるのは梅桃、山桜、桃梅などです。バラ科のサクラ属の落葉低木の香樹に成ります。その他の名称としてユスラゴと呼ばれることもあります。一般的な木と異なってそれほど高くまで成長するわけではありません。
開張性で、2メートルから3メートルぐらいになります。そして杉などのようにどんどん真っ直ぐに伸びていくのではなく、分岐をします。葉に関しては楕円形になっています。葉っぱに関してはオウトツがあって、細かい毛が生えているのも特徴とされています。花に関しては梅よりもサクラに似たものが咲きます。
花の色は白色であったり、淡い紅色になります。この実にも特徴があります。梅や桃といいますと表面に毛が生えているタイプが多いですが、こちらに関してはツルツルで光沢があります。と言いながら桃のように縦割れがあります。桃のようであり、梅のようで、さくらんぼのようで、何とも取れない実がなります。
生息地においては中国の中でも北西部とされています。モンゴル高原であったり、朝鮮半島でも見られる事がある樹木になります。実を取るために栽培されるよりは、庭木として鑑賞のためなどに植えられることが多くなるようです。日本においても特に実が流通することはありません。通常の梅のように生で食べられないことはなく、そのまま食べることが出来るとされています。
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