ミカニアの育て方

育てる環境について
栽培をする上でどのようなところで購入することが出来るかですが、現在においてはインターネットショップで購入したほうが良いとも言われています。それは流通量が少なくなっているからです。ホームセンター等であれば扱っているところなどを教えてくれるかもしれません。もちろんそちらで扱っていれば取り寄せなどをしてもらえることがあります。
インターネットから購入しようとするとどうしても状態などがわからない心配があるかもしれません。でも意外にインターネットのほうがいい商品を購入できる場合もあります。信頼できるショップを探すようにしたらよいでしょう。どのような場所が良いかですが、生息地としては暖かいところ、耐暑性があることからも日差しが良いと考えがちです。
この植物においては日陰に強いとされています。日陰においていると通常の植物の場合は枯れてしまうことがあります。せっかく育てていて枯れたら非常にもったいなく感じてしまいますが、こちらについては枯れることなくしぶとく成長してくれます。日向の方がしっかりと育ちますが、日陰でも強さがあることに注目したいです。
真夏において直射日光を当てるようになるとどうしても葉焼けしてしまってそれが原因で枯れることがあります。夏においては日陰においたり、室内に置くともされています。観葉植物として知られていることもあって、育てる環境としては部屋に置くことがあります。冬はほとんど自宅内での保管になります。
種付けや水やり、肥料について
育て方においてはどのような用土を利用するようにするかですが、腐植質を高めにしたものを用意するようにします。例としては赤玉土の小粒のタイプを7割ほど、腐葉土を3割ほどにした配合土にします。更に水はけを良くするようにします。ブラジルとのことで熱帯のジメジメしたところで育つイメージを持つことがありますが、
あまり湿気に強いわけではないので、水はけを考慮した土作りが必要になってくるでしょう。水やりについては土が乾いたら与える方法です。観葉植物においてはよくあるタイプの水のやり方といえるでしょう。土が湿っている間においては一切水を与えないようにします。一方で一旦水を与えようとするときはかなりしっかりと与えます。
水やりにおいて気をつけたいのがメリハリをきちんと付けることです。与えるなら与える、与えないなら与えないをはっきりさせるようにします。どうしても毎日少しずつなどとしてしまいがちですが、その日によって量が異なったりすると植物においてはリズムが崩れやすくなることがあります。
それよりもはっきりと必要な時と不要な時を分けたほうが良いとされます。水切れをするようになると葉が弱々しくなってくるので水を欲しがるサインの一つになりそうです。きれいな葉っぱを鑑賞するためにも水切れに気をつけます。葉っぱが乾燥することがあるので霧吹きなどで葉っぱに水を与えることも考えます。秋や冬は乾いてもすぐに水を与えずしばらく置いてから与えます。
増やし方や害虫について
増やす方法としてはさし芽が最も多く行われる方法です。適当な時期としては5月から9月ぐらいになります。まずは伸びすぎた茎を探します。添えをカットして5センチぐらいに切り分けます。この時には葉っぱを落としますが、先端部分については残しておきます。下葉はきちんと落とすようにします。
これをパーライトとパーミキュライトを混ぜた用土の土にさし入れます。茎の2分の1ぐらいまで入れるようにすると良いとされています。完全な日向に置くのではなく、明るい日陰を中心に置くようにします。この時にはさし床を乾かさないように水やりなどをする必要があります。
成長した株は乾かし気味に育てることがありますが、さし芽をするときには根がつくまでは水の管理をこまめに行うようにします。発根に関しては2週間程度ですることもありますから、1箇月後ぐらいには鉢上げをすることができます。鉢上げをするときに用土もすべて変えるようにします。この時には親株と同じ配合の土に変更するようにします。
作業として必要なこととしては切り戻しをします。茎が伸びすぎると乱れてくることがあります。葉の付き方、枝の付き方が美しさを決める要素になるので、無駄に伸びている部分は早めに切り戻しするようにします。同様に下葉も取り除きます。緑色の状態なら良いですが、黄ばんできた場合は良くない状態なのでとってしまします。害虫として、葉を乾燥させるとハダニがつくことがあります。
ミカニアの歴史
日本から最も離れているところ、地球の裏側の地域としてブラジルがあると言われています。どんどん地球の中を潜っていけたら早く行けるのかもしれませんが、もちろんそのようなことをすることはできません。非常に遠い国なのでブラジルと日本といいますとあまり関係が内容に考えられることがありますが、
実際にはかなり交流などがされていると言われています。古い時代においては日本から多くの移民がブラジルの方に行ったと言われていて、今はその移民の2世、3世と言われる人が暮らしているとも言われています。日本人のような顔をしていても全く日本語を話せない人も多くおられるとされています。
そんなブラジルにゆかりのある植物としてはミカニアと呼ばれるものがあります。原産地としてはブラジル地方とされています。属としては世界においては熱帯に非常に多くがあるとされています。ブラジルといいますとアマゾン川など熱帯雨林の場所がありますから、そういったところでどんどん増える草花になるのでしょう。
日本においても交流の中で伝わってきたと考えられています。日本においてはどのような用途で使われることが多くなっているかですが、寄せ植えなどをされることが多くなっています。ハンギングバスケットなどとして使われることもあるようです。この草がメインになることもあるでしょうが、多くの場合においてはメインよりもメインを飾るための役割を持っていることが多そうです。
ミカニアの特徴
こちらについては比較的身近な花と同じ種類になっています。キク科でミカニア属と呼ばれる属名になります。育てられるときの園芸分類としては観葉植物であったり多肉植物としてになります。どのように咲く、育てることが出来るタイプかについては、多年草とされています。きちんと育て続けることができればずっと育て続けることができます。
草の丈としては決して高くなるわけではなく、10センチぐらいから20センチぐらいとされています。花が咲きます。花については8月から9月ぐらいにきれいな花を咲かせます。いろは白っぽいタイプの花になります。熱帯地域を中心に棲息することから分かりますが、耐暑性としてはそれなりにあるとされています。
しかし寒いところにおいてはあまり得意でない植物になります。耐寒性としてはあまり期待することができません。こちらについては多くの種類がありますが、一般的に栽培される種類としてはミカニアデルナタと呼ばれるタイプになります。茎はつる状になっています。一応直立して伸びていくこともありますが、
ほふくするように横に伸びていくこともあります。長さとしては1メートルぐらいに達することもありますが、つる性なのでそれぞれの場所で高さは様々になります。葉っぱについては5枚の小さい葉っぱがついています。葉っぱの特徴としては手のひらの様なタイプになっています。先がわかれているので、手のひらのよな、楓の様な形になっています。
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こちらについては比較的身近な花と同じ種類になっています。キク科でミカニア属と呼ばれる属名になります。育てられるときの園芸分類としては観葉植物であったり多肉植物としてになります。