ペチュニアの育て方
ペチュニアの育て方
ペチュニア栽培の魅力というのはまず育て方が簡単という点です。そう複雑な剪定もいらず、水さえやれば元気に育ってくれることから初心者にも大変育成しやすい花とされています。水やりは土が乾いたらやるといったくらいでよいです。そのとき水はたっぷりとやるのがよいですが、長時間において根が濡れるのは根腐れすることがあるので注意です。
また夏場のペチュニアは、水がなくなると葉や花がくったりすることがあります。夏場の日照りではたくさんの水を必要としますので、朝と夕2回の水やりをしてください。水やりのとき、注意したいのが花に水をかけないことです。ペチュニアの花は薄くとても弱い性質をしています。
花に水をかけると傷んでしぼんでしまうので、なるべく花にかからないように丁寧に水やりをします。またペチュニアは、花付きがよく次々と開花するため、肥料を必要とします。肥料がなく水だけでもある程度は育つ丈夫な花ですが、花付きが悪くなるので液体肥料などを10日に一回程度与えてください。
育て方の注意としては、ナス科の植物であることはおぼえておいてほしい点です。花であってもナス科ですので、何度も同じ土で植替えていると連作障害を起こします。連作障害になると生育が阻害されてしまうため、鉢であれば土を変えるようにするか、庭では交互に違う花を植えつけるとよいです。
気になるのが害虫や病気ですが、芽先や花にアブラムシが発生することがあります。薬剤などを使うのも手ですが、テントウムシを利用したり、銀色のマルチング資材を根もとに置くなどして予防することもできます。うどんこ病などのカビ類も多湿になればでることがあるので、発病したらすぐに葉や花を取ってあげてください。
ペチュニアの置き場所や好むところ
ペチュニアは日当たりがよいところを好みます。日照不足になると花付きが悪くなることがあるので注意したいところです。また、水などに花びらが弱いため、雨の当たらない日当たりの良い場所に鉢などを置くようにしてください。
4月下旬から5月頃に植えつけをおこないますが、ペチュニアは高温多湿に弱く、蒸れると下葉が枯れあがってしまったり、最悪の場合全体が枯れてしまうこともあるので、梅雨時期の植え付けは避けるようにしたほうがよいです。
ペチュニアには多湿に弱い性質があり、高温多湿の梅雨はペチュニアが傷みやすい時期でもあります。ペチュニア栽培の一番の危機といってもよいのがまさに梅雨であり、ここを乗りきることで夏場にきれいな花を咲かせることもできます。雨に当たらないことと水やりに注意して管理してみてください。
増やしかたと切り戻し剪定について
ペチュニアをたくさん栽培したいひとには挿し穂での種付けがおすすめです。たくさんのさし穂を種付けすれば、簡単に増やすことができます。ペチュニアは摘心をすると脇芽が出て、株が大きくなって花が増えるようになります。その摘心したものをさし穂として利用して種付けするのもおすすめです。
さし穂は、種をつけていない穂を使います。摘心した穂でもよく、葉を2、3枚残して後は取り除きます。茎の部分をカッターナイフなどで斜めにカットしたら、水に1時間以上つけておきます。それからさし穂の成功率を高めるなら、ルートンという植物成長調整剤というのを使ってみてください。
斜めにカットした根の部分にルートンを薄く塗って土にさします。使う用土ですが、古い土には細菌やウィルスといったものがあるので避けるほうが無難です。園芸店やホームセンターに売ってあるような、水はけがよいとされる「さし木専用培養土」を使います。
土にさしたら、たっぷりの水をあげ、根がつくまで日陰で置き、水切れがないようにまめに水やりをします。夏の暑いときにしおれるといった失敗が多くありますが、2、3日で小さい葉がでてくれば成功といってもよいです。固い木のさし木とは違い、ペチュニアの穂はやわらかく繊細です。
そのため根を傷めないようにやさしく挿してあげることも大事です。やわらかい穂の性質のため、すぐに発根するのも利点です。水やりと置き場所に気をつけて、挿し穂で種付け栽培してみてください。さし穂のほかにも、種蒔きでも増やすことが可能です。
タネの発芽適温は、22℃前後と高めなので、4月下旬から5月上旬にまきます。種はとても細かいので重ならないように大きめの鉢に蒔いて芽をだしてから、本葉4枚くらいの頃に黒ポットなどに移植するとよいです。花の上手な増やし方には、枝の切り返しというのが必要となります。
切り戻しをしないと中心が薄くなり、バランスの悪い草形になってしまうことがあるからです。そのためにも切り戻し剪定というのをやってあげると、花がこんもりとして、たくさん芽から花が咲いてくれるようになります。
切り戻しのやり方というのはとても簡単で、そう難しい決まりなどはなく、株の半分から3分の1程度をハサミなどで切って整えてあげます。ちょっとしたコツできれいに咲かせることができ、育て方も初心者向きなので参考にしてみてください。
ペチュニアの歴史
ペチュニアは花がタバコの花に似ているためブラジルのグアラニ語で タバコを意味するの「ペチュン」という言葉が花の名前の由来となっています。ペチュニア属が同じナス科のタバコ属の近縁であることによることもわかっており、和名はツクバネアサガオといい南アメリカが原産の植物です。
南アメリカ大陸の温帯から亜熱帯が生息地とされています。1767年にフランスのコンメルソンがウルグアイで本種の白花を発見し、ヨーロッパに伝わったのがはじまりといわれ、その後にブラジルから赤紫の花がヨーロッパにもたらされたとされています。
この二つの品種が交配されて生まれたのが、現在のペチュニアの元となる「ペチュニア・ヴィオラセラ」です。現在はたくさんの品種が生まれ、色だけでなく大輪、中輪、小輪といった大きさなども豊富です。
様々な色の花以外にも八重咲き品種も多くの園芸店などで販売されています。日本では寒いため一年草とされるものの、日本の気候に対応した、品種改良種の「サフィニア」も人気があります。
ペチュニアの特徴
ペチュニアは、春から秋のガーデニングの定番として園芸をするひとに親しまれています。花の種類は多く、いろんな色や形のものが豊富にあることでも知られ、ガーデニングに活用されています。
一般的な原種はアサガオに似た花の形をしており、たくさんの花を付けることから、満足度の高い花としても愛されています。また八重咲き品種も人気が高く、一般的なものに比べると花の形はもちろん、雰囲気まで違うもののように感じます。
見た目でいえば、バラのようなフリルが魅力的といえ、華やかさと可愛さに定評があります。どちらの品種も水やりさえすれば、次々と花を咲かせることができるなど初心者であっても育てやすいといえます。
改良種である「サフィニア 」も葉が見えないほどの花の群がとても美しいと評判です。
花の特徴である、波打つように咲きあふれる姿は存在感いっぱいに圧倒されます。ペチュニアの良いところを受け継いだ品種の数も多くあり、どの花の特徴にもこういった花の多さがあげられます。
様々な色形があるため、多種との寄せ植えなどのアレンジもしやすいですが、一つだけでもボリュームがあるので単品で楽しむといったところもこの花の大きな利点です。次々と花が開花するので花がら積みをする必要はありますが、それすら楽しみになりそうな魅力にあふれた花といえます。
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