ニューギニアインパチェンスの育て方

ニューギニアインパチェンスの育て方
風通しが良いやや湿った半日陰を好むと覚えておくとよいでしょう。熱帯植物であるとはいっても、直射日光には弱く葉焼けを引き起こすため注意が必要です。真夏の日差しがさんさんと降り注ぐ場所でどうしても育てたいという場合には、日よけや覆いをかけてやらなければなりません。
そのため、真夏の間は北向きの花壇スペースなどで育てる方が無難です。考え方次第では、彩りが失われがちな日陰の庭をにぎやかにしてくれる植物だといえます。ニューギニアインパチェンスの花は豪華で生育も旺盛なため一株植えただけでもインパクトは相当大きくなります。
エキゾチックな見た目からも夏の庭を演出しやすいと言えるでしょう。湿り気のある土壌を好むため、本来はハンギングなど吊るして栽培するには向いていませんが、水持ちのいいプラスチック性のポットを利用することで、窓辺や塀際につるして楽しむことができます。
底に栓を設けてあるポットを利用すると水はけが確保できます。ハンギングすることにより限られた花壇スペースでの展示の仕方を工夫することができ、面白い飾り付けが可能になります。ニューギニアインパチェンスの育て方のコツとして、園芸店や花屋で苗を購入してきたら、生育が旺盛なため二回りか場合によっては三回りくらい大きめの鉢に植えかえるとよいでしょう。
種類によってはかなり大きくなることが予想されるため、小さな3号ポットを購入してきてすぐに8号サイズくらいの大きさの鉢に植えつけた方がいい場合があります。花を咲かせている期間が長く、たっぷりと水やりする状況から考えて多くの肥料を欲する場合が多いと考えます。
水を多く与えるほど土の中の養分が流れ出てしまう度合いが強いためです。花が咲いている時期には緩効性肥料を置き肥し、比較的生育が穏やかになってきたら草花用液肥を水やりの際に与えましょう。いくら湿った場所を好むといっても水はけが悪いと根腐れを起こします。
水やりをする際、鉢底からあふれるくらい水を与える方法には水と一緒に根が空気をとりこみやすくする効果もあります。水はけは常に意識して、極端に用土が湿潤しないようにしましょう。
栽培中に注意したいこと
ニューギニアインパチェンスの育て方として一番注意したいことは、水切れを起こさないことだといえます。そのため、あまりにも土が乾きやすい場所には向いていないと考えることができます。熱帯植物というと、暑さには強いようなイメージを抱くかもしれませんが、じめじめとした暑い環境は嫌います。
真夏の南向きのベランダなどで栽培することは難しいといえるでしょう。夏の間は家の北側などの半日陰の方が気を使わずに栽培することができます。夏場は土の乾き具合に気を配り、鉢植えの場合にはとくに乾きやすいので表面が乾き始めていると感じたら、たっぷりと鉢底から流れ出るくらい水やりをすることが大切です。
ニューギニアインパチェンスは葉も花も大きいため、それだけ水分を蒸発させる度合いが強いと考えられます。真夏はより水分の蒸発が早くなるため、ころあいを見て一日に二回程度水やりが必要となる場合があります。朝に充分に水を与えたとしても夕方には土がからからになってしまう場合があるので、必要に応じて夕方にも水を与えるようにします。
花壇や庭に植えた場合には、朝か午前中までには水やりを済ませておきましょう。しかし、あまりにも多湿の状態が長く続くと灰色かび病にかかってしまうことがあります。あくまでも土の状態を見て水やりの回数を判断することが大切です。もし栽培中にかび病が発生してしまった場合には、かびてしまった部分をできるだけ頻繁に取り除きましょう。
その他にはハダニなどのダニ類が発生してしまう場合があります。あらかじめ専用の駆除剤を用意しておくと安心です。真夏のかなり暑い時期にも花が咲きますが、いったん切り戻しをして株を休ませる方法があります。一回休ませることで秋に再び豪華な花を楽しむことが可能です。
ニューギニアインパチェンスの増やし方
ニューギニアインパチェンスは種付けの他にも切った枝で挿し芽をすることができます。種付けする場合には種を採取する必要がありますが、品種改良によって性質を強くしたニューギニアインパチェンスは種ができにくい場合があります。したがって、種付けするよりも挿し芽をした方が増やし方としては無難だと考えられます。
挿し芽をする場合には茎の先端にある天芽をつけたままにしておくと花が早く咲きやすいです。日本の環境では越冬させること自体が難しい場合があるため、家庭で種付けをして手軽に増やすというよりは、翌年またあらたに種や苗を購入した方が育て方としては一般的かもしれません。土にさす側の葉は取り除き、湿らせた用土に割り箸などで穴をあけてさします。根づくまでは日陰に置いて土が乾かないようにしておく必要があります。
ニューギニアインパチェンスの歴史
ニューギニアインパチェンスはその名の通り、ニューギニアが原産地です。アフリカホウセンカ、別名「インパチェンス」の仲間です。19世紀頃にインパチェンスがアフリカで発見されていますが、1970年頃に新たにニューギニア島の高冷地で発見された原種をもとに作られた園芸品種をニューギニアインパチェンスと呼んでいます。
その後、ドイツで品種改良された種類は分枝性と花付きの良さと耐暑性に優れており、より豪華で育てやすいニューギニアインパチェンスが楽しめるようになりました。ニューギニアインパチェンスが発見されたニューギニア島は太平洋南部に位置する島です。日本の約二倍の大きさがある島で、高山部分を除けば鬱蒼とした熱帯雨林が広がっています。
このような場所で発見されたニューギニアインパチェンスは、熱帯植物特有のエキゾチックな姿をしています。濃い花の色や分厚い葉は大きく、生育は旺盛です。本来生息地としている場所では多年草ですが、耐寒性はないため日本では一年草として扱われる場合が多くみられます。
ニューギニアインパチェンスの特徴
ニューギニアインパチェンスはツリフネソウ科で、本来は常緑多年草です。背丈は25cmから50cm程度で、横幅は30cm程度になります。主な開花時期は5月から10月頃までですが、室内で育てている場合にはこの限りではありません。インパチェンスに比べると、花は大輪で豪華さが際立ちます。
花の色は白、赤、ピンク、オレンジ、黄色などです。一種類でも充分な見ごたえがあるため、贈答用の鉢花として流通していましたが、近年になって園芸用のポット苗が出回るようになりました。一日中日光があたらない半日陰の場所でも花を咲かせます。
耐陰性があることから、夏の間は半日陰の庭や北側の花壇などに向いていると考えられます。やや湿り気のある場所を好み、開花時期が長く丈夫で初心者でも育てやすいことが特徴です。単体での存在感が強いため、寄せ植えやアレンジなどでは使い方が難しいかもしれませんが、ボリュームのあるエキゾチックな姿を好む愛好家が多い人気の花といえます。
鉢として楽しむ他にも庭植えでも楽しむことができます。庭植えにする場合には、朝から昼間では日が差し込むような場所で午後からは日陰となる場所に植えることが好ましいです。寒さには弱いため、もし越冬させることを考えるなら温かい室内に取り込む必要があります。
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