ジゴペタラムの育て方

ジゴペタラムの育て方

ジゴペタラムの科名は、ラン科で属名は、ジゴペタラム属となります。また、その他の名前は、紫香蘭(しこうらん)と呼ばれています。ジゴペタラムはその原産がブラジルで発生してきました。生息地はブラジルを中心に約20種類が中南米に分布する着生でや半着生の生ランとなっています。

育てる環境について

ジゴペタラムを育てるときには環境のことをよく考えるようにします。この花は新芽が出てくるとそれが伸びきらないうちに花茎が出てくるのが特徴となっています。初秋芽や冬咲きは一般的となっていますが、他の季節に芽が出て花が咲くこともあると言うことを頭に入れておくようにします。

他の種類に比べると大きな株や大きな鉢で売られていると言うことがあります。親株を大きくして水を切らさないような環境で育てると言うことが大切です。半年ごとに子芽が出るようになっているので、作落ちしやすくなっています。鹿沼土植えが良いのではないかとされています。

バルブや新芽が雨やカビで腐りやすくなっているので、雨が降り続いてぬれるような環境の所におくのは避けるようにします。また薄い若葉は日焼けしやすくなっているので注意が必要です。鉢のおくところに関しては次のようになっています。

冬は最低でも5度から10度程度を保つことができる室内におくようにします。しかし3度以上あれば冬を越すことができるようになっています。温室におくと言うことがありますが、この場合には50パーセントの遮光が必要になります。

春から秋にかけては室外の風通しの良い半日陰におくようにします。温室の場合には50パーセントの遮光が必要です。夏の夕方には鉢の周りに打ち水をすると効果的となっています。このようにジゴペタラムは季節に合わせて環境を考慮することできれいに開花させることができます。

種付けや水やり、肥料について

ジゴペタラムの水やりや肥料に関してですが、比較的水を好むランという特徴があります。したがって強い乾燥に弱くなっています。1年を通して水切れに注意をするということが大切です。春から秋は生育期となっていますが、この春から秋に関しては

植え込み材料の表面が乾いたときにはたくさんの水をあげるようにします。冬は花が休眠していると言うことで、水やりの回数は控えるようにします。そして土は乾かした状態にしておくことを心がけます。肥料に関してですが、春から初夏の生育初期に集中して与えるようにします。

この時期に与えるのが育て方のポイントとなっています。4月から6月には月に1回肥料を与えるようにします。この肥料に関しては、固形肥料を根本の新芽から離したところに与えるようにします。このとき同時に液体肥料も与えます。液体肥料は、月に2回から3回与えるようにします。

このときに固形肥料はやめます。7月から9月になれば肥料は液体肥料のみにします。これを月に2回から3回与えるようにします。用度に関しては、植え付けには水ゴケか軽石を使うようにします。鉢のなかが株でいっぱいになって新芽が出る隙間がないと

いうような時や鉢のなかを値がぱんぱんに張っているような状態になれば、一回り大きな鉢に植え替えるようにします。この植え替えに適した時期は3月から4月となっています。常にジゴペタラムの様子を確認しながら作業を行うようにします。

増やし方や害虫について

ジゴペタラムの増やし方や害虫が気になるところですが、増やし方は次のようになっています。これは植え替えをするときに株分けで増やすことができるようになっています。このほかには葉っぱのなくなった古いバルブを株から取って、

ここに湿らせた水ゴケを入れた鉢に倒れない程度の深さに植えておくことで、バルブの下から新芽が出てきて新しい株になります。この方法はバルブふきと呼んでいます。このときに使うバルブはどのような物が良いのかというと、付け根の部分の皮を取ってよく見て、

小さな芽があるか確認をするということが大切です。このようにしてジゴペタラムを増やすことができます。育てていくなかでどのような植物にとっても気になるのが害虫と言うことになります。ジゴペタラムがかかりやすい病害虫は次のようになっています。

この植物はウイルス性の病気にかかりやすいという性質があります。この病気にかかってしまうと、葉っぱの部分に黒い斑点や筋が出てきます。そしてその後に生育が少しずつ遅くなって最後にはかれてしまいます。このような状態になってしまうと回復は難しくなります。

またやっかいなことに他の株にも伝染してしまうので、早めに発見をして処置をするということが大切です。又は隔離をするようにします。育てていくなかではなるべく菌を持ち込まないようにするということが大切です。作業の時に使うはさみや刃物などはしっかりと消毒をするようにします。

ジゴペタラムの歴史

ジゴペタラムはその原産がブラジルで発生してきました。生息地はブラジルを中心に約20種類が中南米に分布する着生でや半着生の生ランとなっています。このような洋ランの栽培は、今から約200年前にブラジルからイギリスへ他の植物を輸入したときに偶然にも

他の材料と一緒に輸入されたのが始まりとされています。その原種の数は実に多く、2万から2万5千種類もあるとされています。熱帯を中心に世界中に分布しています。また美しい花を作りだすために品種改良が行われてきました。約150年前に人工交配が始まりました。

その当時から交配の記録はすべて残されているという歴史があります。現在ではイギリス王立園芸協会によって登録が受け付けられ、すべて管理されています。その数は10万種類を超えているとされています。このたくさんある品種の名前はある一定の決まりによって

世界中で共通で同じように使われているという特徴があります。したがってジゴペタラムなどの洋ランを購入するときには、必ずラベルが付いていると言うことを確認するようにします。そして株を分けたときには意味がわからなくても必ずラベルと同じように書いて

その株に付けておくようにします。こうすることでどのような種類の洋ランであるのかということを明確にすることができるのです。このように長い歴史のなかで交配が行われ変化してきた植物であるということがわかります。そして現在でも多くの人に愛されているのです。

ジゴペタラムの特徴

ジゴペタラムは洋ランの一種ですが次のような特徴があります。この花は一目見ると地味な色をしていますが、リップの紫色が特徴となっています。したがって特別人気があるということはありませんが、静かな人気がある花となっています。この花の紫色と香りがよいということを合わせて、

紫香蘭という名前で呼ばれていることもあります。園芸店に行くと、年末のギフトシーズンの頃や早春の時期まで店頭に並んでいる姿を見かけることができます。最近では属間交配種も増えてきています。その結果小型で栽培しやすい品種も改良され、

家庭で育てるという人も多くなっています。シンビジウムと一緒に管理をすることができるので、育てるのが初めてというような人でも比較的取り入れやすい花となっています。ジゴペタラムは中型の地生ランとなっています。

株元にできるバルブといわれるところから新芽が出ると、その葉と葉の間から花芽が伸びて開花するようになっています。花茎は比較的固くなっています。したがって支柱を添えなくても自立するという特徴があります。水分をよく好むので、

元気によく育つことができた葉は洋ランのなかでは珍しいほどみずみずしいという状態になっています。水分を好む分、根元が乾燥すると言うことを嫌うので、1年を通じてしっかりと水やりをするということが大切です。このように特徴をしっかりと押さえておくと、育て方もそれほど難しいと言うことはありません。

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