クリサンセマム・ムルチコーレの育て方

クリサンセマム・ムルチコーレの育て方
クリサンセマム・ムルチコーレの育て方として、いくつか注意しなければならいことがあります。枯れた花がらは灰色カビ病の原因にもなるため、をこまめに摘み取ります。そうすることでさらに株の消耗を抑えて、長期間花を楽しむことができます。花が一通り咲き終わったころ、花茎の半分くらいにバッサリ刈り込むと再び花を咲かせることができます。
また、苗の中に芽先を摘み取ると、下の方から数本の茎が伸びてきて、バランスよく茂ります。葉が密集しすぎると風通しが悪くなり、株が蒸れやすくなります。よく日に当てて、風通しの良い場所で栽培します。多湿な環境は苦手な品種なので、よく乾燥した場所を選ぶようにします。日照不足になると茎が細くなり、花つきが悪くなります。
寒さには多少強いですが、前述のとおり強い霜に遭うと枯れてしまう危険性があるため、寒さから株を守ることが重要です。寒い地域では不織布などで覆ってみたり、夜間のみ軒下に移動させるなどの配慮が必要です。特に植え付け直後の株は、新しい環境に慣れておらず、注意が必要です。
クリサンセマム・ムルチコーレの植え付け
花壇に植え付ける場合は春に暖かくなってからの方が霜や寒風の被害を受けずに済むため、その時期に植え付けを行います。晩秋に植え付ける場合は霜に対する対応策が必要です。植え付け時に、肥料を均等に土に混ぜ込みます。早春から初夏まで花が休みなく開花します。肥料切れを起こさないように頻繁に施します。
ただし窒素分が多い肥料では、葉は茂りますが、花が咲きにくくなるので注意が必要です。土は水はけのよい用土が適しています。じめじめして水はけの悪い土では育ちません。また、大苗での移植を嫌うのでビニールポッドなどに植えて植え付けるときには周りの土を崩さないように植え付けると比較的根付きやすいので、こういった方法をとるようにします。
土の表面が乾いたら水を与えます。ただし湿りすぎると、根腐れを起こすことがあります。ある程度は乾燥に強い品種なので水のやりすぎには注意します。メリハリをつけて水やりをする必要があります。
クリサンセマム・ムルチコーレの栽培方法
種付けが比較的悪く、芽が出ない種もあるので多めに種付けします。種付けの適温は15度から20度、9月下旬から10月が蒔き時です。小苗のころはやや寒さに弱いですが、株が充実するにつれて寒さに強くなっていきます。本格的な寒さが来る前に、しっかりとした株を栽培することが重要となります。
気温が高すぎると芽が出ない場合もあるので、あまり早く蒔きすぎるのもおすすめはできません。用土を入れた箱などに蒔いて、ある程度大きくなったらビニールポッドに1本ずつ植えます。霜や寒さを避けられる場所で栽培し、春になってから植え付けます。あまりに寒さの厳しい地域では春に種付けします。その場合、開花期は初夏から秋になります。
育て方でその他注意すべき点
病気としては、灰色カビ病、害虫はアブラムシがよくかかります。湿度が高いと灰色カビ病が発生します。灰色カビ病は茎葉が溶けるように腐り、さらに病気が進行すると灰色のカビが出現します。花でははじめ、花弁に水滴がにじんだような跡がつき、白い花では赤い斑点、色のついた花では白い斑点が多数生じます。
病気が進行すると花が褐色になり腐ってきて、やがて灰色のカビに覆われます。上記のような症状が現れた場合は、殺菌剤を散布することになります。灰色のカビ病は低温多湿を好み、春先から梅雨、秋口から冬の初めの気温がやや低く、湿度が高く雨が多くて日照が不足しがちな時期に発生が多くなります。逆に真夏の高温期は発生が少なくなります。
花壇に関して言えば春先から梅雨の雨が続く時期に発生しやすく、花弁が腐ってしまいます。また、冬の室内は低温多湿になりやすいのでそちらにも注意します。枯れた葉や花は病原菌が残っているのでこまめに取り除きます。病原菌は害虫の食害跡やしおれた花弁、窒素分過多により軟弱に育った植物組織から拡大します。
そのため害虫を駆除したり、咲き終わった花をこまめに摘み取ったり、肥料管理を適切にすることも予防につながります湿度を上げないように風通しの良い場所で育て方を考え管理し、水を上げすぎないようにするようにしましょう。つぼみが見え始めると、アブラムシの被害が多くなります。
アブラムシ自体は深刻な被害は与えないものの、アブラムシが病原菌を媒介するため注意が必要です。窒素分が多いとアブラムシが寄ってくるため、肥料の量は適切に管理します。また、葉が茂りすぎていると発生しやすいので、不要な枝葉は摘み取って風通しの良い環境を作ります。それでも発生してしまった場合は殺虫剤を散布して退治します。株元の土に殺虫剤をあらかじめ散布しておくと、アブラムシの発生を抑えることができます。
クリサンセマム・ムルチコーレの歴史
クリサンセマム・ムルチコーレの生息地は、ヨーロッパ西部と北アフリカなどの地中海沿岸です。アルジェリア原産の耐寒性または、半耐寒性です。しかし、ノースポールよりは寒さに弱いので注意が必要です。一年草で、秋に種をまくと翌春に花を咲かせ、鮮やかな黄色い花を多数開花します。
草丈は20センチ程度でコンパクトに生育し、花壇用素材として使われることが多い植物です現在はクリマンセマム属からコリオステフス属に移り、学名もコリオステフス・ミコニスという別の名前になりました。コリオステフスはギリシャ語のコリオス(鞘)と、ステファノス(冠)からきております。冠毛の形からきております。園芸では旧属名のクリサンセマム・ムルチコーレで呼ばれることが多いです。
または、単にムルチコーレと呼ぶこともあります。日本には1960年代に入ってから流入しました。園芸品種として淡い黄色の花を咲かせる「ムーンライト」、花数が多い「イエロー」などが代表的です。クリサンセマム・ムルチコーレの名前にはたくさん分枝するという意味があり、株元から非常に多く分枝します。そのため、一株だけでも多くの花を咲かせ、たくさん楽しむことができます。
クリサンセマム・ムルチコーレの特徴
乾燥した地域が原産のため、やや肉厚でへら状の葉をつけます。やや細長くギザギザと切れ込んだような形状です。茎はよく枝分かれして茂ります。株はロゼット状の形状をとります。花つきがよく、目立ちます。移植に弱いという特徴があるため、苗があまり出回らないという欠点もあります。
茎は立ち上がらずに、地面を這うように広がり、株張りは30センチほどになります。ひょろひょろと花茎を伸ばして、その先端に3センチ前後の黄色い花を咲かせます最盛期には何本もの花茎を出して数えきれないほど花を咲かせます。一重で花弁ははやや丸い形状で、愛らしく色鮮やかな花弁は人目を惹きつけます。中心の管状花が黄色で、ノジギクやマーガレットに似た花姿です。
強い霜にあたると枯れてしまうため、屋外ではなく室内で育てることが重要となっています。気温の上昇とともに、加速度的に株を大きくしていきます。こぼれ種で増えることもあるような、比較的丈夫な品種の草花です。半日以上日が当たり、特に水はけのいいところを好む性質があります。癖のない姿で用途は広く、春花壇の定番植物の一つでもあります。寄せ植えや花壇の前景などに利用されます。
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