ヒポエステスの育て方

ヒポエステスの育て方

ヒポエステスは南アフリカのマダガスカル島が原産と言われており、他の生息地としてはユーラシア、アフリカ、オーストラリアの熱帯に約40種が自生しています。寒さには弱く、暑さには強く、その見た目から別名ソバカスソウ、水玉草とも言われ、学名はキツネノマゴ科ヒポエステス属Hypoestes phyllostachyaです。

育てる環境について

ヒポエステスは丈夫で比較的育て方が楽な植物として人気です。明るく、少し日陰で湿っている場所を好みます。非常に丈夫なので、乾燥さえさせなければ日向でもじゅうぶんに育ちます。しかし、注意することは乾燥で、乾燥させてしまうと葉っぱの色が茶色になってしまったり、

葉緑が裏返ったり、枯死してしまうので、乾燥には気をつけ、特に西日は避けるようにしましょう。4月~10月は、室内または戸外の日当たりの良い場所から、やや明るめの日陰、真夏は風通しがよく明るい日陰に置くようにし、11月~3月の時期は室内の日当たりの良い場所からやや日陰、

気温は5度以上で管理してあげると良いです。明るい日陰でも育てることは可能ですが、あまり暗すぎると茎だけがひょろひょろと成長してしまいますので注意しましょう。またどれだけ日光を浴びたかで、葉っぱにでる斑模様の色の鮮やかさが変わってきますので、

あまり暗すぎると色の暗いヒポエステスになってしまいます。春と秋は、生育期ですので表面が乾かないようにたっぷりと水を与えます。冬に水を与えすぎてしまうと、根腐れの原因になりますので注意しながら水を与えましょう。夏の間に、伸びすぎてしまった場合は形よく剪定するようにしましょう、

その際一度に切り過ぎないようにすることが大切です。ヒポエステスは葉っぱが一度落ちても、元気になれば同じ箇所から新しい芽が伸びてくることがよくありますので、もしもそうなってしまった場合は気長に回復を待ちましょう。

種付けや水やり、肥料について

ヒポエステスは、乾燥に弱いですので夏場はしっかりと水やりをするようにしましょう。夏の間は乾く前に与えるようにしましょう。春と秋は、生育期ですので土の表面が乾いたらたっぷりと与えてあげましょう。秋の終わりから冬になってくると、

だんだんと水を吸わなくなってきますので、冬の間は2~3日に一度くらいの水やりでじゅうぶんでしょう。冬の間に水を与えすぎてしまうと、根腐れの原因になりますので土が乾いていない間は与えずに、乾いてきてから注意しながら水を与えましょう。

丈夫な植物ですが、水で薄めて使うタイプの肥料を週に一度程度与えてあげると上部も成長してよいでしょう。また生育期の春と秋は、2ヶ月に一度程度、化成肥料を置き肥しましょう。液体肥料を与える場合は、2週間に1度程度でよいです。

種は、扱いやすく発芽も良好です、乾燥にはくれぐれも注意して4月ごろに種まきをすると良いでしょう。根がつまってきた場合は植え替えをしてあげると良いでしょう、植え替えに適している時期は4月~5月頃です。水はけのよい腐植質の良い土が適しており、市販されている観葉植物専用の用土でよいでしょう。

自分で混ぜる場合、赤玉土7割、腐葉土3割の配合で作ってあげるとよいです。株が大きくなって根が鉢にまわってきたら、一回り大きな鉢に植え替えてあげるようにしましょう。大きく育てたくない場合は、根を3分の1くらい切り落として、同じ大きさの鉢へ植え替えてあげても良いです。

増やし方や害虫について

ヒポエステスは比較的、虫のつきにくい植物ですが、それでも春~秋にかけて炭そ病が発生することがあります。主に葉っぱに3~10ミリ程度の褐色で円形の病斑ができます。できてしまったら、殺菌剤を散布してください。株や葉の風通しをよくしてあげると、予防になります。

また、ナメクジ、ハダニ、カイガラムシの被害がでることもありますので、誘引剤を散布して防除するようにします。ナメクジは葉っぱを食べて穴をあけてしまいます。また、ハダニやカイガラムシは年間を通して発生する可能性がありますので注意しましょう。

ヒポエステスを増やすには、挿し木を5月~8月ごろにしてあげると良いです。伸びすぎた枝を5~6センチ程度に切り分けて、一番上の部分の葉っぱを残して他の葉っぱは切り落とします。茎の半分ほどを土の中にさしてあげ、明るい日陰において乾かさないように注意してあげると2~3週間で根がでてきて、

1ヶ月程度で鉢上げできるようになります。挿し木をする際の土は、赤玉土などでよいでしょう。秋に挿し木をして、苗を作って、冬を越させて、来シーズンの植え付けとして使うのも良いと思います。種から育てる場合は、春の4月~5月頃に種まきをすると良いです。

箱まきをする場合は、葉っぱが2枚くらいでてきたらポットに仮植えしてあげ、根がまわってきたら定植してあげましょう。茎が伸びすぎてきたり、枝が傷んできたらその部分は短く切り戻してください。はやめに切り戻してあげると、新しいわき芽がでてきます。

ヒポエステスの歴史

ヒポエステスは南アフリカのマダガスカル島が原産と言われており、他の生息地としてはユーラシア、アフリカ、オーストラリアの熱帯に約40種が自生しています。寒さには弱く、暑さには強く、その見た目から別名ソバカスソウ、水玉草とも言われ、

学名はキツネノマゴ科ヒポエステス属Hypoestes phyllostachyaです。また英明でPolkaDotPlantという名前でもよばれています。マダガスカルが原産のヒポエステスは常緑の低木で高さが1メートル以上になることもあり、鉢物の観葉植物として一般的に知られていますが、

分類は常緑低木となっています。緑の葉っぱの中の赤、しろ、ピンクの斑入りが人気の、どちらかというと花よりも葉を楽しむ植物です。葉っぱが美しく個性的で、斑の色によって、ホワイトスポット、ローズスポット、ピンクスプラッシュなどという品種にわかれています。

冬から春に上部の葉のわき付近に紅紫色の花をひとつずつ咲かせますが、花自体は1センチにも満たないので、観賞価値はほとんどないです。観賞用には種から育てた10センチ程度の株が用いられて、ミニ観葉植物や寄せ植えの材料などにひろく利用されています。

また土のかわりにハイドロカルチャーで栽培することも可能で、虫がつきにくく、清潔で育てやすいので室内で気軽に楽しむことができる植物としても人気があります。ヒポエステスのわが国への渡来時期の詳細は不明となっていますが、昭和30年ごろに渡来したといわれております。

ヒポエステスの特徴

ヒポエステスの特徴はなんといっても、その葉っぱにある斑模様です。ピンク、赤、白の斑が緑色の葉っぱに入り、葉の形は広卵形で互生し、株は小さいです。若葉のときは黄緑色ですが、だんだんと暗緑色へと変化していきます。日向で育てていると、草丈は50~60センチ程度になります。

茎の基部が木質化するためか、分類としては、常緑低木に入りますが、一般的には多年草として扱われています。寒さには弱く、暑さには強いので、冬場は日当たりの良い家の中などに入れて育てると良いでしょう。花も咲きますが、0.5センチ程度と非常に小さいので、

観賞価値はあまりないものとしてみられています。花の特徴としては、葉の脇から花茎を出して、白や紅紫色の小さな唇形の花をつけます。しかし、花として鑑賞されるよりも、寄せ植えやハイドロカルチャーの素材によく利用されています。

また、花の後には、熟すると下部が裂け、種子が散布される果実のさく果です。花の開花の時期は10月~3月となっています。切り戻しも難しくなく、虫にもつきにくい、暑さに強いなどといった理由からベランダでのガーデニングにも適しており、最近人気のでてきている寛容植物です。

また丈夫で暑さに強い特徴から、夏のフラワーアレンジにも重宝されています。アレンジには白斑が一般的に使われますが、赤系はエキゾチックな印象を与え、個性的で強いイメージを与えるのでアクセントとして使うのも良いです。

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