キンカンの育て方

キンカンの品種選び
キンカンを育てようと思ったときには、まず品種を選ぶことが必要です。というのも、いくつかの種類があって、多くの一花まで食べられるものを求めているでしょう。生では食べることのできないものもありますし、皮は食べることができても実は酸っぱくて食べることのできないものもあります。
また、観賞用のものも食べることはできますが、あまりおいしいものではありません。食べることのできるものにもいろいろな種類があり、種のあるものとないものとがあります。生で食べられるものにも品種は多くあって、最近では人気のあるものとして「ぷちまる」があります。種が少なくて生石比べられますから、子供や女性に人気があります。
観賞用にするのなら、たとえばジャンボキンカンとして販売されているものを選ぶのも良いでしょう。ただ、観賞用のものはあくまでも観賞用にしか用いることができず、食べることはできますが酸味は強い傾向があります。観賞用を選ぶときには、もちろんですが見た目で選ぶのが良いです。実際に見てみれば、干渉に適したものかどうかが分かるでしょう。
キンカンをうまく育てるためには
キンカンは、種付けをして栽培するタイプのものではなくて、苗木を植え付けるのが一般的です。種付けをしてはいけないということではありませんが、種付けをしないのにはいくつかの理由があります。その一つが効率の悪さです。種付けをしてから実がなるくらいまで育つまでには長期間かかります。
苗木の場合、状態にもよりますが翌年には実がなることもありますから、長い間栽培をしなくて良いというメリットがあります。これは柑橘類に共通することで、みかんなどの他の柑橘類でも、やはり苗木を買ってきた方が良いです。
もう一つの理由は、品種が安定しないことです。交配を繰り返すと原種に近づくというのが一般論です。交配をすれば、親と同じ特徴は持たないこともあります。そのために、種付けをすることによって、まずいものが育ってしまうと言うこともあるわけです。ですから、育て方は苗木からと言うのが基本です。
育て方で注意しておかなければならないのは、間引く程度が難しいことです。キンカンはたくさんの実がなり、年に3回から4回くらいは花が咲きますから、たくさん収穫できると思ってしまいがちですが、間引かないでおいておくと、小さい実しかできなくなることもあります。ですから、適度に摘果していかなければならないのですが、その目安は一つの枝に1個から2個です。
小さい木であれば、木全体で10個から15個くらいできるようにしておくのが良いです。
たくさん実ができるとうれしいものですから、残しておこうと考える人もいるでしょう。たくさんの実を残して、それらが大きな実になることもありますが、そうすると木自体が弱ってしまう可能性があります。その結果、普通に栽培していても翌年は実が載らないこともあるのです。これが育て方で注意するべきポイントです。
キンカンの栽培の基本的な方法
キンカンは耐寒性があるという点で他の柑橘類とは異なっています。ですから、植え替えの時期を間違っても枯れずに元気になることもありますが、理想的なのは3月下旬から5月上旬くらいを目安にしましょう。鉢に植える場合でも地植えする場合でもこの時期が最適です。
場所の選び方ですが、日当たりが良くて水はけの良いところが良いです。植え付けのためには、50センチくらいの深さで穴を掘り、彫り上げた土に腐葉土と赤玉土を混ぜます。このときに粒状肥料を今後しておくのも良いです。半分を埋め戻して、その上に苗木の根っこを広げるようにして起きます。さらにその上に土を入れます。
苗木の多くは接ぎ木で作られていると思いますが、次いである部分が見えるくらいの高さまで土を盛り上げるのが良いです。植え付け直後の育て方としては、枯れた枝をとることと水やりをすることが基本です。特に空気が乾燥しているときには十分に水をやります。
成熟期には水を少なめにする方が良いです。成熟期とは10月から12月くらいで、この時期には乾かし気味くらいが良いです。キンカンは小さい木に多くの果実ができますから、できすぎてしまうと翌年は実が乗らないと言ったことになる可能性があります。それを防ぐためには、木が弱ってしまわないように肥料をまめにやっておくのが良いです。
まず春頃には施肥が必要です。そして、7月、9月につい比するのが良いです。その量についてですが、木が成長してくれば多くしていくのが基本です。木が弱ってくると、粒状の肥料よりも液体肥料をやる方が良いです。
キンカンは細かい枝が密集しやすいという傾向がありますから、適度に剪定していくことが必要です。主となる枝を2本から3本決めて、それ以外を間引いていきます。密集しすぎると病害虫にやられてしまう可能性が高くなりますから、すかすようにして選定していくのが基本です。
キンカンの歴史
キンカンは、他の柑橘類と同じように、元々の生息地はインドや東南アジアだと考えられています。この地域のものが中国で栽培されるようになり、その家庭で品種改良が行われてきたのだと考えられています。原産としては中国の浙江省だと考えられていて、中国では宋の時代以前から栽培されていました。
ちょうど長江の中流域に当たる地域で、この地域で栽培されている間に品種改良が行われ、現在のような品種に近いものができあがったと考えられています。日本に伝わった時期についてはいろいろな説があって、鎌倉時代末期から室町時代初期に伝えられたという説が有力です。
清の商船が日本の近海で遭難して日本に寄港し、そのときに贈ったキンカンの砂糖漬けの種を植えたことが日本で栽培された最初だという言い伝えがあります。諸説があって、それよりも早く日本に入ってきたのだと言われることもあり、時期はあまり詳しくは分かっていないようです。
どちらにしても江戸自体くらいには栽培が始まっていたと考えられています。他の柑橘類はもっと前から日本に入ってきて、いろいろなところで育てられていることを考えると、日本にきたのは少し遅いと考えられますが、すでに日本の部下には溶け込んだ果実の一つだと言えるでしょう。
キンカンの特徴
キンカンは主に日本や中国で栽培されていて、品種はいろいろあります。果実がおいしく食べられるものもあれば、観賞用のものもあります。実が小さいのと同じように、木全体の大きさも小さい特徴があります。家庭で栽培することもできるくらいのサイズで、たとえば鉢に植えて栽培してもおいしい実をたくさんとることができるという特徴があります。
栽培しやすさと言えば、耐寒性についても触れなければなりません。キンカンは耐寒性が強いですから、少し寒い地域でも栽培が可能です。ビタミンも豊富ですし育てやすいと言うこともあって、庭に1本植えておきたいと考える人もいます。
木が大きくなってしまうと、剪定も収穫も難しくなりますが、キンカンはあまり木が大きくならないという特徴がありますから、管理をするのに苦労すると言ったことはないでしょう。ちょっと庭で何かを栽培したい人にも適しています。
広い庭のない人でも、少し大きめの鉢を買ってキンカンを植えて栽培できますから、手軽さでは最も優れたものだと言えるでしょう。品種もいろいろなものがあって楽し忌むことができると思います。
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