チューリップの栽培の仕方

チューリップの栽培の仕方

チューリップはユリ科の植物で品種には早生系、早生八重、晩生系など色々な種類があり、その種類によって草丈や開花期が異なります。早生系は3月下旬から4月上旬に咲き、トライアンフ系とハイブリッド系の中間咲きは4月上旬から下旬に咲きます。晩生系はフリジン咲き系、パーロット咲き系などで、4月下旬から咲くチューリップです。

チューリップの育て方

植え付ける時期は10月中旬から12月いっぱいであれば全く問題はなく、植え付け用土は市販の草花用培養土、もしくは自分で作る場合は赤玉土6に対して腐葉土4程度の割合が目安になります。チューリップは原産地の気候から夏は乾燥していて冬は積雪により湿度が高く保たれている場所を好みます。

そのため乾きやすい地域で栽培するときは、球根を植え付けた後に冬の間は乾燥を防ぐため落ち葉やビートモスなどを地表に敷き詰めておくようにします。晴天が続き花壇の土が極度に乾燥している場合には水やりが必要になります。

プランターでの育て方は排水がよくなるようにプランターの底の部分にゴロ土を入れて、さらに市販されている草花用培養土をプランターの6分目ぐらいまで入れます。密に植えたほうが見栄えが良くなるので普通サイズのプランターであれば、10球から12球が適しています。

こちらの春の風物詩 チューリップの育て方についてもチェックしよう♪

チューリップのコンテナ栽培

チューリップのコンテナ栽培は球根を密に植えてボリュームを楽しむことができます。コンテナ栽培は花壇植えとは異なり、根が伸びることができる容量に限度があるため、覆土は球根の頭がようやく隠れる程度の浅植えにし、少しでも球根の下に根の伸びるスペースをとり、球根の向きを揃えて植えるのが花姿を揃えるコツです。

次に球根が隠れる程度まで培養土を加え、たっぷりの水を与えて日の当たる軒下などで管理をします。冬の間に芽が出てくるようになるので用土が乾燥しすぎないように注意します。寒さが厳しい場所では不織物をかけるなどして用土が凍らないようにすることも必要になります。

こちらの植物を元気いっぱいに育てるにはを参考にしてみましょう♪

その他の栽培時の注意点

春になり花壇やコンテナに植え付けたいときは、育苗用の3号ポットに1球ずつ植えつけておきます。この場合ゴロ土は必要ありません。次に覆土をして水やりをし春先までこのままの状態で管理します。定植する場合は、伸び出した根を傷めないようにできるだけ土を崩さないように植えつけます。

乾燥しがちな場所ではウイルス病にかかりやすくなり、連作を嫌うので翌年は植える場所を変える必要があります。また、鉢やプランターでの栽培は、どうしても路地植えほどは根をしっかり張れないので病気になりやすいだけでなく、小さな子球が増えて球根を十分に肥大させることが困難になります。十分に肥大しないときには元気な球根を買いなおすことも一つの方法です。

下記の記事も詳しく書いてありますので、凄く参考になります♪
ダリアの育て方
チューリップの育て方

pixta_hasunohana

植物を元気いっぱいに育てるには

どれを選ぼうか迷うほど園芸店などにはたくさんの植物が並んでいます。好みの花色や珍しさで選ぶとうまく育たないこともあり、植...

pixta_aserora

アセロラの育て方

アセロラの原産国は西インド諸島や中央アメリカなど温かい熱帯気候の地域です。別名「西インドチェリー」とも呼ばれています。そ...

pixta_makisiraria

マキシラリアの育て方

この花の種類としては、キジカクシ目、ラン科、セッコク亜科となっています。常緑の多年草となっているので、ずっと花を咲かせる...

pixta_komatsuna

コマツナの育て方

コマツナの歴史は国内では江戸時代まで遡ります。東京の江戸川区の小松川で栽培されていたことが、小松菜という名前になった由来...

pixta_bllnevila

ブルビネラの育て方

ブルビネラは南アフリカやニュージーランドを原産とする花であり、日本で見ることが出来るようになってきたのはごく最近のことで...

pixta_gongora

ゴンゴラの育て方

花の特徴としては、ラン科になります。園芸分類はランで、多年草として咲くことになります。草の丈としては30センチ位から50...

pixta_hagoromojasumin

ハゴロモジャスミンの育て方

ハゴロモジャスミンの原産地は中国雲南省ですが、現在では外来種としてニュージーランドやアーストラリアなども生息地となってい...

pixta_turuumemodoki

ツルウメモドキの育て方

人間や動物には性別があります。見た目ではよく見分けすることができない魚や虫にもあります。植物にまであると知り、意外だと驚...

pixta_korizema

コリゼマの育て方

オーストラリア原産の”コリゼマ”。まだ日本に入ってきて間もない植物になります。花の色がとても鮮やかなオレンジ色をしており...

pixta_goldencracker

ゴールデンクラッカーの育て方

この花についての特徴としてはキク科、ユリオプス属になります。花が咲いている状態を見るとキクのようには見えませんが、黄色い...

スポンサーリンク

pixta_adromiskusu

アドロミスクスの育て...

アドロミスクスの特徴といえばやはり豊富な形とフォルムでし...

pixta_pakira

鉢植え乾燥地帯原産地...

鉢植え「パキラ」は東急ハンズ等で購入できる乾燥地地帯であ...

pixta_wakegi

ワケギの育て方

原産地については西アジアから地中海東部であるいう説やユー...

pixta_amondo

アーモンドの育て方

アーモンドの主要である、カリフォルニアでは、どのようにし...