ソラマメの栽培~ソラマメの種まきからソラマメの育て方

ソラマメの育て方
「おはぐろ」と呼ばれる種の黒くへこんだ部分から根と芽が出ます。その部分が下になるようにして少し種の表面に出るくらいにして斜めの状態でまき、水をあげます。水を切らさないよう日当たりの良い場所で保管します。種はニ粒ずつ植え育ちの良い方を残して間引くと効率的です。
本葉が2、3枚になったらポットまきの物は定植します。定植する時は根が傷まないように気をつけてください。定植する土は窒素が少なめでリン酸が多い肥料で土作りをしておきます。
3月くらいになると新芽が伸びて育ってきます。倒れないように支柱を立てます。重みが増えるので支柱で描こうようにすると倒れにくくなります。そして追肥すると良いでしょう。4月になるとかわいらしい花が咲きます。このあたりからアブラムシが多くつくようになるので消毒を欠かさないようにします。
5月ごろになるとサヤが大きくなりソラマメの栽培を実感できます。中の豆が大きくなるとサヤがぶら下がるようになってきます。そのころに収穫となります。ただ実際収穫してみて中身がそれほど育っていないということもありますが育ち過ぎも味が落ちるので収穫してみてからのお楽しみというところですね。
ソラマメの栽培時の注意点
ソラマメの育て方としては、水やりさえ欠かさなければ、それなりに育ってくれるのでさほど難しいわけではないですが、アブラムシが宿敵となります。アブラムシが発生しだすと、あっという間に鈴なり状態になることもあるので、くれぐれも気をつけて、こまめに消毒してください。アブラムシによってソラマメ自体が台無しになってしまいますよ。
ソラマメを栽培した後のことですが、豆類は連作障害が起こりやすいので連作はお勧めできません。これは他の野菜についてもいえるそうですが、同じ場所に同じ種類の野菜を栽培するとその植物の病原菌や有害虫が増えたり土の養分が不足して育ちが悪くなるそうです。
これが連作障害です。ソラマメに関しては3~5年は栽培を待つと良いとされています。反対に何かの後に栽培するのに相性の良い野菜もあるということなので場所を少しずつ移動して色々な野菜に挑戦してみるのも楽しいと思います。
畑でなくても鉢やプランターでもいろいろな野菜の栽培を楽しめます。小さな庭先やベランダで採れたの野菜を収穫するのは格別な楽しみになります。そして、やはり採れたての野菜はとても美味しく感じることでしょう。
豆など緑のカーテンに適した植物は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:ソラマメの育て方
タイトル:落花生の育て方
タイトル:そら豆の育て方
タイトル:シカクマメの育て方
-
-
ピーマンの育て方
現在は家庭の食卓にも馴染み深いピーマンですが、実はナス科の植物だということはご存知でしたか? ピーマンは熱帯アメリカ原産...
-
-
シシリンキウム・ロスラツムの育て方
北アメリカを原産地として日本には明治時代の1890年ごろに渡来してきました。鑑賞用として入ってきたのですが、繁殖力が強い...
-
-
パンクラチウムの育て方
パンクラチウムはヒガンバナ科パンクラチウム属の植物です。原産はスリランカで、地中海沿岸に生息地が分布しています。17世紀...
-
-
オカノリの育て方
オカノリの原産国は諸説ですが、中国が有力とみなされています。ある説ではヨーロッパが原産と考えられ、現在でもフランス料理で...
-
-
カンパニュラ・メディウムの育て方
カンパニュラ・メディウムは南ヨーロッパを原産とする花で、日本には明治の初めに入ってきたものとされています。基本的な育て方...
-
-
スターチスの育て方
スターチスの花の原産地は、ヨーロッパであり、地中海沿岸地方を生息地としています。いかにも洋風な見た目の花は、日本へ伝わっ...
-
-
ヘゴの育て方
ヘゴ科ヘゴ属のシダ植物です。野生種は最大7〜8m近くにまで伸びる熱帯性の植物です。日本では一般的には沖縄や鹿児島などの南...
-
-
プリムラ・マラコイデスの育て方
プリムラは、原産は中国雲南省です。花形からもどこか中国から渡ってきた雰囲気をもっています。和名は化粧桜、一般的 にはサク...
-
-
ヤブヘビイチゴの育て方
分類としては、バラ科キジムシロ属の多年草ということですので、バラの親戚ということになりますが、確かにバラには刺があるとい...
-
-
ハイビスカスの育て方
熱帯地方や亜熱帯地方を生息地として大きな花を咲かせているハイビスカスの種類の中には古代エジプトの3000年から4000年...
ソラマメの種まきは関東を標準にしますと10月下旬から11月上旬になります。地域によって種まきの適期は異なるので種袋で確認してください。種は消毒していて青や緑色に染まっていますが驚かないでくださいね。種は直まきでもポットまきでも大丈夫です。