おいしいトマトを作りましょう
トマトを栽培する前の下準備
まずは好みの品種を選定しましょう。自宅の庭でも比較的簡単に実り、庭のない家庭でも深型のプランターで育てることができます。背が高くなるので、マンションのベランダで栽培される人は、強風による落下などに気をつけましょう。
トマトの種まきは4月後半から5月上旬にはじめ、7月から8月に収穫できます。連作が出来ないため、毎年の栽培をするには畑のスペースを考えながら配置場所を決めましょう。トマトの育て方を説明する前に、事前準備をしましょう。植え付けの1か月ほど前から、畑に元肥をたっぷり入れておきます。
トマトの育て方
肥料には石灰と配合肥料を使用します。ベッドの高さは70センチほどにし、中央に30センチほどの溝を掘ります。溝の内部に元肥を施し、埋め直してさらに高いベッドを作ります。そして、トマトは天高く伸びるため、支柱を立てます。支柱は2.5メートルほどの高さにし、合掌造りのような組み方をします。
実をつけるとかなりの重量になるので、丈夫な構造にしておきましょう。そして苗の植え付けを始めます。花房が向いている方向に実が付くので苗の植える方向を揃えましょう。苗は支柱に結び付け、しっかりと水やりをしましょう。
良い苗は、1番目の花房の花が咲き始めの頃が良いといわれています。根が張り出してきたら過度に水を与えないようにしましょう。開花後は根がさらに奥まで伸びるので、奥の根が乾燥すると枯れてしまいます。水やりは適量を心掛けましょう。
トマトの栽培時の注意点
成長していくと、葉の付け根部分からわき芽が伸びていきます。早めにこのわき芽を取り除きましょう。この時期はアブラムシが付きやすくなります。病気の原因にもなるので小まめに取り除きましょう。苗が支柱の高さまでたどり着いたら、主枝の成長を止めるために摘心の作業をします。
摘心は、主枝の一番先頭の部分を摘み取る作業で、これをやることで植物内の栄養素が分散せずに蓄えられます。実がプチトマトほどの大きさになったら追肥を行います。追肥は2週間おきに実施し、肥料が枝に直接触れないように気をつけましょう。
開花後から50日ほど過ぎたものが収穫時期です。背の高すぎる部分や低すぎる部分に実ったものより中間部の実がおいしいといわれています。トマトはがん予防や動脈硬化、高血圧など老化現象を助ける食材として有名です。自ら育てたトマトで自分自身もリフレッシュできれば幸いです。
-
-
ラベンダーの育て方
ラベンダーはシソ科の植物で、精油などにもよく使われています。実はこのラベンダーの精油はなんと古代ローマ時代から使われてい...
-
-
ルエリアの育て方
ルエリアはルエリア属キツネノマゴ科の多年草で生息地はアメリカ、アジア、南アフリカの熱帯地域などです。その名前は、フランス...
-
-
コバイケイソウの育て方
この植物は日本の固有種ということですので、原産地も生息地も日本ということになります。わたぼうしのような、まとまった小さな...
-
-
ジュズサンゴの育て方
花期は夏から秋頃になります。果実が見煮るのは9月から11月頃、ヤマゴボウ科の常緑多年草です。葉は互生し、長卵形をしており...
-
-
タイリントキソウの育て方
タイリントキソウは別名タイワントキソウとも呼ばれています。球根性の小型のラン科の植物でプレイオネ属の暖地性の多年草です。...
-
-
モナデニウムの育て方
モナデニウムは日当たりのいいところで栽培をします。そして育て方は土が乾いたらたっぷりの水を与えてあげます。塊根タイプの植...
-
-
アンスリウムの育て方
アンスリウムは、熱帯アメリカ・西インド諸島原産で、日本には明治の中頃に渡来してきた歴史ある植物です。木の枝などに着生する...
-
-
フッキソウの育て方
フッキソウは日本原産のツゲ科の植物です。北海道から九州まで日本のどこでも見つけることができます。フッキソウは半低木で、そ...
-
-
じゃがいもの育て方
色々なアレンジが出来て、老若男女から愛されている野菜が「じゃがいも」です。世界中でポピュラーな野菜であるじゃがいもは、ど...
-
-
バーベナの育て方
バーベナは、クマツヅラ科クマツヅラ属(バーベナ属とも)の植物の総称です。様々な種類があり、基本的には多年草、あるいは宿根...




トマトにはさまざまな種類があります。大きなトマトからプチトマトまで、収穫のサイズも種類によって変わってきます。以前は病気に掛かりやすく栽培が難しいとされてきました。最近では品種改良が進んで、生長しやすい品種や、糖度の高い苗が多く販売されています。