ダーウィニアの育て方

育てる環境について
ダーウィニアの育て方についてポイントを書いていきます。春になると、園芸店で苗が販売されるようになります。それを購入して庭であっても植木鉢で育てるにしても、置き場所が重要です。日当たりが良くて風通しのよいところに置いてあげることが、育成上のポイントです。春、秋、冬を戸外で育てるのであれば、特にそうです。
しかしながら、真夏になると日当たりのよくないところに安置してあげてください。それというのも、高温多湿を嫌う性質を持っているからです。オーストラリア原産の植物だからといって、高温には強いとは限りません。直射日光を避けて半日陰のところがベストです。半日陰というのは、一日の半分だけ日当たりがよくなる環境を言います。
たいていは、午後になったら日陰になるようなところが良いです。ちなみに、ダーウィニアの代表種であるオキシレピスも、こうした性質を強く持っていますので、オーストラリアにおいてでさえも、長期間育てることがなかなか難しいです。また、多湿は嫌いますが、やや湿っている状態を好みます。この湿り具合の状態のバランスが非常に難しいので、
定期的にダーウィニアに状態を確認することが大切です。冬の季節は霜よけをする程度でかまいませんが、耐寒性はそこまで強くないので、心配であれば、室内で生育すると無難です。なお、四季を通して気をつけることがあります。それは枝の管理です。枝が非常に伸びますので、枝を切り詰めて形を整えるように管理することが重要です。特に、開花したときは切り詰めます。
種付けや水やり、肥料について
ダーウィニアとう植物を栽培する上でのポイントについては、種付け、水やり、肥料の3点を書いていきます。種付けは、通常の受粉でかまいません。受粉については、花と花をつけると受粉します。そうして種を採取します。種を植え付ける際には、水やりをたっぷりと与えることが重要です。液体肥料をこまめに与えたりすると発芽しやすくなり育成上効果的です。
次に、水やりについては、土の表面部分が乾燥気味になったらたっぷりと水を与えることが重要です。しかしながら、水のやりすぎには注意が必要です。もともとオーストラリア原産の植物なので、降水量が多くありません。そのため、水を多く与えてしまうと、かえって枯れてしまう要因になります。また、真夏になると多湿状態になります。
この植物は多湿を嫌う性質を持っているので、水やりをしすぎて土質が湿っぽすぎるようになると、これも枯れる原因になります。そのため、地植えのままにしておくと枯れてしまう可能性が高くなるので、確実に育てたい人は、植木鉢に移して室内で飼育すると良いです。移し替えの際には、根をいためないように、
根についている土は落とす必要はありません。植木鉢に用意する用土としては、水はけの良い用土が適しています。肥料については、鹿沼土とバーク堆肥を混ぜたミックス肥料を用いると、よく育ちます。これについても、与える時期が重要です。春の季節と秋の季節に肥料を与えるのが良いですが、その肥料としては緩効性肥料がお勧めです。
増やし方や害虫について
ダーウィニアの害虫と増やし方について書いていきます。害虫だけでなく病気にも非常に強い性質なので、特に対策は必要ではありません。真夏になるとアブラムシがまれに発生することがあります。この害虫は植物の液を吸いますので、植物が弱くなってしまいます。そのため、天敵のテントウムシを用意したり、殺虫剤で駆除します。
また、ハダニも発生することがあります。ハダニは葉の裏にはりついて、液を吸います。このハダニ対策としては、非常に簡単です。濡れた雑巾で葉っぱを定期的に拭いてあげると外観もよくなりますし、ハダニ対策と予防にもなります。増やし方については、挿し木がもっともベターです。それというのも、種子で増やすことが難しいといわれているからです。
種子で育てるよりも挿し木で増やす方が比較的容易です。挿し木のやり方としては、柔らかい芽や古い芽を使うのは避けたほうが良いです。それというのも、そうした芽を使うと発根しない可能性が高いからです。できるだけ固めの新芽を用いて挿し木をするのが一般的です。長さとしては、あまり決まっていませんが、短すぎるものよりも、ある程度の長さに切ったものが良いです。7センチから8センチあれば大丈夫です。
挿す用土については、排水の良いものを用います。それというのも、水分がたっぷりとある状態でなければ、発芽しないからです。そのため、日々水遣りをかかさずに行います。もちろん、日当たりの良すぎるところに挿すのはいけません。すぐに乾燥してしまうからです。こうした点に注意しながら挿し木をすると、うまく増やすことができます。
ダーウィニアの歴史
ダーウィニアという植物は、オーストラリアを原産地としています。オーストラリアのコアラの主食として有名なユーカリと同じフトモモ科に属します。オーストラリアにのみ自生していて、その種類は70種類以上にも上ります。海外において非常に人気のある植物であり、以前は誰でも手に入れることのできた植物ですが、近年は非常にレアな植物になっています。
それというのも、種類によっては絶滅危惧種に分類されているものもあるからです。その代表例はオキシレピスとイエローマウンテンベルというものがあります。この2種類はオーストラリアの非常に限られた限定地域を生息地としていて、当地ではその数が非常に少なくなっていることから、保護活動に力が入れられています。
しかしながら、日本においては、この状況が当てはまりません。それというのも、日本に輸入されてから、栽培に大きく成功したため、どこの園芸店にも普通に販売されるようになっています。値段もそこまで高くなく1000円程度で購入することができます。つまり、オーストラリアにおいては絶滅危惧種で保護活動が非常に盛んになっていますが、
日本においては普通に販売されているということです。ちなみに、このダーウィニアの代表的な植物であるオキシレピスは、別名を持っています。それは「マウンテンベル」という呼び名です。この「マウンテンビル」という名前はオーストラリア州南部のスターリング山脈に自生していることが由来です。
ダーウィニアの特徴
ダーウィニアの特徴を挙げていきます。まずは、植物の分類ですが、ダーウィニアはダーウィニア属のフトモモ科に属します。このダーウィニア属は非常に種類が多く数十種類もあります。性状としては常緑低木です。原産地はオーストラリアであり、オーストラリアにのみ生息しています。その葉については、線形になっています。
枝にこの線形の葉が密につけます。高さについては、低いものであれば20センチ程度で、高いものであれば40センチほどにもなりますが、基本的な特徴としては、低木に分類されます。花については、茎の先端部分に小さい花がつきます。色は赤色で2センチ程度の大きさの花がつきます。種類によっては白色や黄色のものもあります。
花の匂いは非常に甘い匂いがします。開花時期としては、春頃です。育成上の特徴としては、耐寒性についてはそれほど強くありません。そのため、冬の季節には室内での育成が無難です。霜に対する耐久性も高くありません。霜にはくれぐれも注意して管理することが大切です。耐暑性については、これもあまり強くありません。
むしろ、高温には非常に弱い植物です。真夏の直射日光は避けたほうが良いです。ちなみに、ダーウィニアの代表的な植物であるオキシレピスは、葉の感触が非常に独特です。見た目が細くとがっていますので、非常に硬そうですが、触ると柔らいです。オキシレピスの花は緑がかっている色調をしており、とても人気になっています。
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